用語集
ネット60 支払条件とはどういう意味ですか?
ネット60は請求書の日付から60日以内に支払う条件です。ネット60が資金繰りに与える影響と、取引先から求められたときの身の守り方を解説します。
更新 · 執筆:PayToMe Editorial
ネット60 支払条件とは、請求書の全額を請求書の日付から60日以内に支払う、という支払条件です。取引先に2か月の猶予を与えることになり、ネット30の2倍の長さです。
仕組み
60日は請求書の日付から週末を含めて数えます。7月1日付の請求書の期日は8月30日です。月末をまたぐ数え間違いを避けるには、支払期日計算ツールを使いましょう。
ネット60は、無償の資金提供に近い形です。仕事をして、自分の経費を払い、待つことになります。自社の仕入先やスタッフがもっと早い支払いを求める場合、その差は貯蓄や借入で埋めなければなりません。この差はキャッシュフローの問題であり、請求書を送るたびに大きくなります。
取引先からネット60を求められたとき、選択肢は次のとおりです。
- 受け入れて価格に織り込む。 待つコストを料金に上乗せします。
- ネット30で対案を出す。 自社の仕入先の条件を説明します。
- 請求書を分ける。 前受金を先にもらい、残りをネット60で請求します。
- インセンティブを提示する。 10日以内の支払いにわずかな割引をつけると、入金を前倒しできます。早期支払割引を参照してください。
- 請求書を売却する。 手数料を払って、請求書ファクタリングで早く現金化する事業者もいます。
例
1つの取引先に毎月$9,000を、ネット60の条件で請求しています。安定すると、常に約2か月分の作業が未払いになります。
| 項目 | 金額 |
|---|---|
| 月間の請求額 | $9,000 |
| 常に未払いの額(約2か月分) | $18,000 |
| 同じ取引先がネット30の場合 | $9,000 |
| ネット60で余分に寝かされる現金 | $9,000 |
この$9,000を借りるコストが年10%なら、余分に待つコストは年およそ$900で、年間請求額$108,000の約1%にあたります。10日以内の支払いに2%の割引をつけると、請求書1枚あたり$180かかるため、決める前に両方を比べてください。