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キャッシュフロー予測:請求書から90日先の入金を見通す
キャッシュフロー予測は、未入金の請求書から取引先ごとの実際の支払いのクセを反映した90日間の入金見通しを作ります。具体的な数字を使った計算例もご紹介します。
更新 · 執筆:PayToMe Editorial
今後6週間の入金見込み
キャッシュフロー予測とは、いくらのお金がいつ入ってくるかを見積もることで、請求が届く前に、家賃、給与、材料費、税金の支払いを計画できるようにするものです。開発中のPayToMeの予測は、未入金の請求書と、各取引先が過去に実際にどう支払ったかをもとにした、今後90日間の入金の見通しを示します。このページでは、その考え方、具体的な数字を使った計算例、そして今日から手作業でできる簡易版の作り方を説明します。
予測のしくみ
利益と現金は別のものです。20,000ドル分の請求書が未入金でも、金曜日に仕入先へ支払えないことがあります。その差はタイミングであり、タイミングは人によって決まります。
- PayToMeが未入金の請求書を読み込む。 各請求書には、金額、支払期限、取引先があります。
- 各取引先のクセを学ぶ。 履歴のある取引先ごとに、支払期限の何日後に支払うのがふつうかを調べます。2日目に払う取引先と、25日目に払う取引先は、別に扱われます。
- 各請求書をカレンダーに配置する。 入金予定日は、支払期限に取引先のふだんの遅れを足した日で、不確実さを示す幅も表示されます。
- 90日間のグラフが表示される。 お金は週または月ごとにまとめられるので、苦しい時期が近づいているのを、対処できるうちに確認できます。
どの棒もタップして、どの請求書で構成されているかを確認でき、PayToMeがその請求書をなぜその位置に置いたかも確認できるようになります。履歴のない取引先については、分かったふりをせず、その旨を表示します。
計算例
October 24時点で、未入金の請求書が4件ある小さなデザインスタジオを例にします。この数字は、方法を示すための架空のものです。
| 請求書 | 金額 | 支払期限 | 取引先のふだんの遅れ | 入金予定 |
|---|---|---|---|---|
| A | $4,000 | Nov 10 | 6日遅れ | Nov 16 |
| B | $2,500 | Nov 20 | 期限どおり | Nov 20 |
| C | $6,000 | Dec 1 | 18日遅れ | Dec 19 |
| D | $1,800 | Dec 15 | 9日遅れ | Dec 24 |
次に、October 24から始まる30日ごとの3つの期間にお金をまとめます。1~30日目はNovember 23まで、31~60日目はDecember 23まで、61~90日目はJanuary 22までです。
| 期間 | 支払期限どおりの場合 | クセを反映した場合 |
|---|---|---|
| Oct 24 to Nov 23 | $6,500 | $6,500 |
| Nov 24 to Dec 23 | $7,800 | $6,000 |
| Dec 24 to Jan 22 | $0 | $1,800 |
| 合計 | $14,300 | $14,300 |
合計は同じですが、タイミングは違います。支払期限で見ると、スタジオは2番目の期間に$7,800を見込みます。クセで見ると、その期間に入るのは$6,000だけで、$1,800の請求書はクリスマスを越えて3番目の期間にずれ込みます。スタジオに12月中旬が期限の$7,000の支払いがあれば、一方の見方では足りており、もう一方では$1,000不足します。
取引先のひとつがいつもより遅れたら
請求書Cの取引先が、18日ではなく30日かかったとします。$6,000はDecember 19からDecember 31に移り、2番目の期間から完全に外れます。2番目の期間はゼロになります。幅を示す予測なら、これを最大のリスクとして示したはずです。ひとつの請求書が、あてにしているお金の42%(14,300のうちの6,000)を占めているからです。
手作業で簡易版を作る
始めるのにソフトウェアは要りません。約20分でできます。
- 未入金の請求書をすべて、取引先、金額、支払期限とともに書き出します。
- 取引先ごとに、直近3件の支払い済み請求書を見て、支払期限の何日後に払ったかを記録します。平均を使います。
- その遅れを、未入金の各請求書の支払期限に足します。
- 金額を週または月ごとにまとめます。
- 各期間を、支払う必要のある金額と比べます。
条件が「月末締め30日払い」や「45日払い」のように書かれている場合、手順3では支払期限計算ツールが役立ちます。
なぜ重要なのか
資金繰りの苦しさは、あとから見れば意外ではありません。実際の入金日をカレンダーに載せていれば、数週間前から見えていたはずです。
- フリーランスは、報酬の低い案件を受けられるか、今すぐ仕事を探すべきかを判断するために使います。
- 小規模の施工業者は、仕入先の請求書を3週間立て替えずに済むよう、材料購入の時期を決めるために使います。
- 代理店は、大口の取引先の支払い遅れが給与の支払いを脅かさないかを確認するために使います。
予測は、未払いの請求書への対応も変えます。5週間後に不足が出ると分かり、最大の原因が支払いの遅い取引先なら、今すぐフォローできます。PayToMeが予定しているスマートリマインダーは、同じ情報をもとに動くよう設計されており、実践面については入金を早めるためのガイドで説明しています。
できること、できないこと
できること:
- 未入金の請求書から、90日間の入金見込みを表示する。
- 各取引先の実際の支払い履歴に合わせて調整する。
- 各棒の根拠を説明する。
- 不確実さを示し、履歴のない取引先を知らせる。
できないこと:
- 取引先が特定の日に支払うと約束する。
- 最初のバージョンで、まだ作成していない請求書からの入金を予測する。
- 会計士や銀行残高の代わりになる。
- AIモデルに計算させる。合計はPayToMeの請求書エンジンが出し、AIは結果を分かりやすい言葉で説明するためだけに使います。
知っておきたい詳細
一部入金
取引先が請求書の半分を支払った場合、予測は残りの残高を未入金額として扱い、その取引先の遅れのクセを引き続き使います。
定期的な仕事
定期的に請求している取引先については、定期請求書が整えば、予定されている今後の請求書も予測に含められるので、グラフが送信済みの分より先まで見通せるようになります。
通貨
複数の通貨で請求する場合は、レートが動くため、使った為替レートの注記とともに、合計を自国通貨で表示する予定です。
関連する読みもの
基本的な考え方については、キャッシュフローの用語集をご覧ください。