用語集
リテイナー契約とは?顧問料の意味
リテイナーは、専門家の時間やサービスを確保するために前払いする料金です。仕組み、リテイナーに対する請求方法、契約に含める事項を解説します。
更新 · 執筆:PayToMe Editorial
リテイナー契約とは、専門家の時間、待機、将来のサービスを確保するために、取引先が前払いする金額を定める契約です。フリーランス、代理店、コンサルタント、弁護士によく見られ、毎月請求されることが多くあります。
リテイナー契約とは?仕組み
主に2種類あり、どちらを指すのかを契約で明確にします。
- 待機型リテイナー。 取引先は、月10時間のように、あなたの稼働枠を確保するために支払います。取引先が使い切ったかどうかにかかわらず、料金はあなたのものです。
- 前払い型リテイナー。 取引先が口座に資金を入れ、あなたはそこから作業分を請求します。使われなかったお金は、あなたが稼ぐまで取引先のものです。
設定は、通常いくつかの手順で進みます。
- 範囲を定めます。 含まれる作業、含まれない作業、対応の早さを決めます。
- 金額と期間を決めます。 たとえば月$2,000で最大20時間です。
- 追加作業のルールを定めます。 超過料金、必要な承認、請求方法です。
- 使われなかった時間の扱いを決めます。 繰り越し、失効、返金のいずれかです。
- スケジュールどおりに請求します。 期間ごとに前払いで請求し、できれば定期支払いにします。
リテイナーは、収入を予測しやすくし、取引先には優先的な対応を与えます。1つのプロジェクトを対象とする前受金の請求書や、プロジェクトの段階ごとに請求する出来高請求とは異なります。
規制のある職業もあります。たとえば弁護士が顧客の資金をどう保管し、どう会計処理するかは、州の弁護士会が定めているので、ご自身の職業上の規則を確認してください。これは一般的な情報であり、法律上の助言ではありません。
例
デザイナーが、1時間$100で24時間分の月額$2,400のリテイナーを持ち、追加の時間は$120で請求します。
| 月 | 使用時間 | 含まれる時間 | 追加時間 | 追加料金 | 請求合計 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1月 | 20 | 24 | 0 | $0 | $2,400 |
| 2月 | 26 | 24 | 2 | $240 | $2,640 |
| 3月 | 18 | 24 | 0 | $0 | $2,400 |
失効ルールの場合、1月の未使用の4時間と3月の6時間は失われます。繰り越しルールの場合は、1月の未使用の4時間が2月に持ち越され、超過分の一部を賄います。どちらのルールでも構いませんが、事前に合意しておくことが条件です。月次の請求書は無料の請求書ジェネレーターで作成し、時給計算ツールで時間単価の数字と比べてください。